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July 30, 2012

素晴らしきインド映画「ロボット」

恵比寿の写真美術館に、インド映画「ロボット」の完全版を
見に行ってきました。

一昔前「ムトゥ 踊るマハラジャ」が大ヒットし、
インド映画と言えば、「長い」「突然踊りだす」というイメージが強い。
実際、去年の6月インドに行った時に、移動のバスの中で
流れていた映画でも、なんかいきなりみんなで踊りだしたし。

今回は、予告編を見た相方がぜひ見たいと言うので行ったのですが、
177分(!)という長さに最初私はひるんでおりました。
でも見てみたら、いや~~~、おもしろかった~~~!!!

とにかくスケールが半端ないです。
本編はインドが舞台なのに、何故か唐突にブラジルや
マチュピチュ(!)で踊りだすし、その踊りも素晴らしい。

最後のアクションシーンもすごい迫力だし、
全体的にとても質が高く、発想や色んなことが
日本映画でもハリウッド映画でも出てこないようなもので、
かなり楽しめました。

製作費37億円、興行収入100億円を超えるメガヒットと
なったというのもすごい納得。

なんと言っても、ヒロインのアイシュワリヤー・ラーイが
とにかく綺麗。艶っぽい。ロボットが恋に落ちるのもわかるし、
彼女を見てるだけで「美しいな~」と惚れ惚れしちゃいます。

でも、以前ちょっと見た映画でもそうだったのですが、
どうしてインド映画ってヒロインはとても美人なのに、男性主人公は
ちょっとぼっちゃりした感じの中年のおじさんが多いのだろう??

今回のラジニカーントも、いわゆる「イケメン」ではありません。
女性の憧れる「富」を象徴させるには、「若くて細い」より
「ある程度年いっててぼっちゃり」になるのかなぁ。
でも、そんな中年体型のおじさんが本格的に踊っているのもすごい。

あと、「ロボット」見てて意外だったのは、
セリフはすべてインドの言葉(ヒンディー語?)なのですが、
途中でいきなり英語が混ざることがあるんですね。

日本語でも「ノープロブレム」とか会話の中に英語を
混ぜることはありますが(というか、すでに日本語として
使われている)、インドの場合は文章が普通に混ざる。

あの映画の登場人物の生活レベル(かなり高い教育を
受けている富裕層)では、ヒンディー語と英語を混ぜながら
話すのが一般的なんだろうか?なかなか興味深かったです。

今はほとんど上映が終わってしまったみたいですが、
DVDになったら一見の価値はありますよ!

July 09, 2012

今年も夏はザ・ニュースペーパー

ノルウェーから帰ってきてからも仕事続きだったのですが
やっとこさっとこ一段落して、ここ何年か私の夏の恒例イベントに
なっている、社会風刺コント集団「ザ・ニュースペーパー」
博品館ライブに行ってきました。

ニュースペーパー、やっぱり面白い!!
本当に、普通のお笑い番組なんかより全然面白いし、
安心して笑いの世界に入っていける。

実はこの前日、仕事先の会場に社民党の福島瑞穂代表が
いらしていたのですが、そのお姿を見てどうしても
ニュースペーパーのコントを思い出してしまった……。

今回は福島県の相馬市や南相馬市の幼稚園でライブをした時の
映像や(幼稚園でライブってすごい……。園児達ノリノリだったし)、
吉本新喜劇風のコントもあり、2時間あっという間でした。

しかし今回ちょっと政治家キャラのインパクトが弱かったかなぁ。
でもこれはニュースペーパーのせいというより、本物の政治家の中に
キャラのたつ人があまりいないというのもあるかも。
まぁ、日本国民としては、キャラよりも政策・政治力を
求めるとこではありますが。

私の「夏の恒例イベント」と書きましたが、彼らのライブは
別に夏だけというわけではありません。
年間通じて日本全国あちこちでやっていますし、
次回までに日本の情勢が変わればネタも変わる。

今の政治を理解するためにも(?)、ぜひ一度足を運んでみて下さいませ。

July 04, 2012

なかなか衝撃的なお墓の話

「おもしろ話」続きというわけではありませんが、
ベルゲンで聞いた興味深いお話をば。

帰国の日、私たちがホテルから空港へと向かってる途中、
バスは墓地の横を通りました。その時にベルゲン在住の
日本人ガイドさんが教えてくれました。

「ノルウェーでは、30年間はお墓は無料です」

30年間は無料。
というと、その後は有料なの?と思っていたら、
なかなか衝撃的なことをおっしゃいました。

「30年たったら有料になるので、30年になる頃、行政から
『このまま持ち続けますか?』という問い合わせがきます。

なかには『お金を払うのならいらない』という人もいます。
そうしたら、そういう人のお墓は掘り返して整備して、
次の人に提供します。

私の夫の父親のお墓もありません。
30年たって、いるかいらないか聞かれたとき
夫が『いらない』と答えたので、義父のお墓はもうありません」

……う~~~ん。

世界では様々な形の葬儀・埋葬が行われています。
中には本当にびっくりな物もあるのは知っていましたが、
まさかノルウェーでこういうシステムだとは思いませんでした。

「墓」を持たない文化というのは結構あります。
私が昔住んでいたビルマ(ミャンマー)でも、
キリスト教徒や一部の人を除いては個人や家で墓を持ちません。

火葬して骨壺に入れてパゴダ(寺院)に納める人もいるけど、
基本的に死んだら次の生に行くと考えられているので、
遺体は単なる「魂の抜け殻」とみなされてあまり大事にされません。
サナギの抜け殻みたいな感覚ですかね。

でも、一度墓を作っておいて、30年たって家族にいるかいらないかを
聞くというのは初めて聞きました。

ビルマの場合は、「宗教的考え方・しきたり」というのがあるけど、
ノルウェーのこれは単なる行政上の手続きという感じがするというか。
土葬だから、いらない人からは返してもらわないと
土地が足りなくなるというのはあるのだろうけど。

すでにある墓を、「いらない」と言って放棄するのは、
かなり勇気のいることのように感じます(だってもうすでに
家族を埋葬してるのよ)。でも、周りもそうする人が多く、
そういう「習慣」であれば、特に何の抵抗もないのかなぁ。

まぁ、「千の風になって」でも「私はお墓にはいない」と
歌っているし、自分達の心の中にいるからそれでいいという
考えもあるでしょう。

そう思うと、「お墓を守らなければ」と日本で聞かれる言葉は、
やっぱり少数の人たちの1つのしきたりでしかないんだなぁ。
それなら私自身は何を望むか……などと、ノルウェーの森を
バスから眺めながら、最後に考えていたのでした。

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July 02, 2012

ベルゲンおもしろ話

ベルゲンで撮った写真を何枚か。

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これ、私が泊まった部屋のベッドです。
こんなベッドメイク、初めて見たのでビックリ。
なんか、人が寝てるみたい。

でも、なんだってこういう風にメイクするのだろう??
いちいち上の布団を広げないといけないので
面倒だったんだけどなぁ。

それに、以前ドイツ、フランスに行った時にも思いましたが、
ヨーロッパのベッドは小さい。
欧米の男性は絶対にはみだすと思うのだけど、
苦情こないのだろうか??

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本屋に平積みになっていた、村上春樹「1Q84」。
すごいな~、ノルウェー語にも翻訳されて、
ベルゲンの本屋で平積みとは。ノルウェーでも人気みたい。

ベルゲンにも「Sushi Restaurant」は何軒があったし、
「上海・神戸」と書かれたレストランもあったので
(何が出てくるかは不明…)、日本文化は形を変えて
こちらの方にまで広がっているらしい。

ベルゲンでの日本ネタとしてびっくりしたのが、
ある日カフェでコーヒーを飲んでいた時のこと。

ちょっと離れたテーブルに、ヨーロッパ系の男女が3人いて
英語で会話をしていました。
すると、1人の男性が「オレ、日本とっても好きなんだよね」と
いうのが聞こえたので、ついつい耳がダンボになった私。

どうもその男性は、東京にしばらくいた後、日本各地を
旅してまわったことがあるらしい。

その話を聞いていた女性が、
「私、日本のヌードルの中に必ず入ってる、
白くて長いマッシュルームが好きなの」と言うと、
日本びいきの男性がすかさず
「ああ、それはエノキだよ」

………。

いや、はい、確かにそれはエノキでしょう。
しかしまさか、ベルゲンのカフェで外国人がエノキについて
話すところに遭遇しようとは思ってもいませんでした。

「日本はマッシュルームの種類が沢山あるからね。
でも、それはエノキだよ」と男性が言うのを聞いて、
「そうそう、エノキ、しめじ、エリンギ、舞茸、しいたけ、
ナメコ、色々あるのよ~」と心の中でつぶやく私。

もう戻らないといけなかったので早々に店を出ましたが、
彼らの話もっと聞いてみたかったなぁ。

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そして最後は、ベルゲン空港のお手洗い。
これ、可愛いすぎ!

「男性トイレの表示、あれゲイっぽくない?」と
誰かが言っていましたが、「いや、誰だってああなるよ」との
言葉で終わっておりました。はは。


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