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April 17, 2014

台湾人の日本的気質 ~蘇杭(スーハン)

前回ご紹介したデザートメニューのあるレストランは、
「蘇杭(スーハン)」という、江浙料理のお店です。

ここは、相方がネットでみつけて、ぜひ行ってみたいと
言っていたので、九份から戻った夜に行ってみました。
このお店、何店舗かあるようなんですが、
私達が行ったのは、台大学友会館にあるお店。

シンプルな内装で、なんかほんと
「大学の会館にあるレストラン」という感じ。
でも、メニューを見ると、どれも本格的で美味しそう。
そんな中からまず頼んだのは、こちら。


Photo


ヘチマと海老の小籠包。
これ、海老の出汁が出てて、本当に美味しかった!
なんでも、1セイロでヘチマ1本使ってるとか。

あっさりしているので、1人1セイロ食べれそうな感じでしたが、
せっかくなのであれこれ注文。


Photo_2


ブロッコリーの腐乳炒め。
腐乳と行っても匂いはさほど強くなく、
クリーミーなコクが出ていて美味しかったです。


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鶏肉を何かの中国酒に漬け込んで蒸したもの
(何のお酒か忘れた…)。これもほんわかいい香りで
お酒が進む。

どれも本当に美味しく、せっかくなので紹興酒も
高いのを頼んでかなりいい感じ。
さぁ、それではそろそろ相方がとても楽しみにしていた
麺を〆に頼もうか……とお店の人を呼んだところ。

「ラストオーダーは10分前に終わっています」

……ええええ?!

その時まだ20:20頃。こんな早い時間にラストオーダー終わり?
というか、聞いてないし!!

実は相方、この麺が食べたくてここに決めたんですよね。
なので、それが食べれないとなり、かなりショック。

まだ結構お客がいるし、ラストオーダーのお知らせも来てないし、
閉め切ったのが10分前だったらなんとかならないとお店の人に
交渉してみたのですが、もう厨房を片付けてるから無理とのこと。

なんか、ショックで楽しかった夕飯が一気に
どよよよ~~んとなりました。
まさかこんなオチがあろうとは…。

こちらがあまりに気分を害していたせいか、お店の人も
申し訳ながって、サービスにデザートを持ってきてくれました。

でも、九份ですでにお菓子を食べていたからそれ以上
甘い物を食べる気分でもなかったし、残すともったいないので
辞退しました。そして失意の中お会計をすると、なんと
お詫びの印として全体の料金から5%引きにしてくれたのです。

がっかり感はまだ残っていたものの、
へ~、台湾ってそうなんだぁと、ちょっと感心。

同じ中華系でも、香港だったら「ラストオーダーは終わりって
言ってるんだから、そんなの知らないわよ」と、
完全にこちらが悪いと相手にされないような気がする。
中国本土でも多分そう。

台湾と香港、歴史も環境も全然違うけど、同じ中華系ということで
ついつい比較してしまうんですが、私が思うに、香港の方がずっと
気が強いというか、中国気質が強い感じ。それに比べて台湾は、
もっとおっとりしてるというか、日本と気質が近いものがある感じ。

実際、花連市は与那国島に近いせいか(姉妹都市でもあるとか)、
石垣の人に顔つきが似てる人達が多かったしね。

この蘇杭での出来事は、なかなか印象的でした。

ちなみに、相方はここの麺を諦めきれなかったこともあり、
私も特に他に希望がなかったので、翌日のランチに
また2人で訪問しました(こういうこともあるかと思い
最終日は自由行動にしておいたんです)。

そして念願かなっての麺がこちら。


Photo


真っ白くクリームっぽいスープだったので、
こってりしてるのかなと思ったらそんなことはなく、
あっさりとして、ネギとエビの香りがとてもよく
ほんっと美味しかったです。

この日はこの他に普通の小龍包も頼んでみました。
それも美味しかったけど、ここに来たらやっぱり
ヘチマとエビの方がいいかも。

昨夜のリベンジをはたした相方はすっかりご満悦。
他のメニューも美味しそうだったし、このお店、
台北に来た時にはまたぜひ寄りたいお店です。


ちなみに、ランチに行った時は、メニューを持ってきた時に
店員さんが「ラストオーダーは◎時です」と
ちゃんと紙に書いてもってきてくれました。

あははは~、昨日の今日でしっかり反省してる様子も
素晴らしかったです。

April 16, 2014

台湾びっくりスイーツ

九份と言えば、メイン通りを歩いているときに面白い物をみつけました。


Photo


薄く焼いた生地に茶色い粉状の物をパラパラと
乗せているので、マレーシアなんかでも見かけた、
クレープ生地にココナツを乗せたやつかなと思い、
1つ買ってみることに。

注文すると、意外なことを聞かれました。

「パクチーいりますか?」

パクチー??あれ、ということは、これ、食事系?
上に乗ってるのはアイスかと思ったけど違うの??

何かよくわからなかったけど、パクチー好きだし、
それも加えてもらって1つ買ってみました。
注文を受けると、お姉さんは生地をくるくるっと巻いて
半分に切ってくれました。


Photo_2


一口食べると……やっぱり甘い!!

そうなんです、普通にクレープ生地に砕いたピーナッツと
バニラアイスを乗せて、その上にパクチーを
散らしたものでした。

スイーツにパクチー。これがまた、合うんです!!!

いや~、本当に普通に美味しかったです。
結構自分の中では今回の旅の中でも衝撃の発見でした。
パクチー、甘いものと食べても、合うんだ。


その他、面白かったメニューをいくつかご紹介。
あるレストランのデザートメニュー。
どれも頼まなかったので、写真だけですが。


Photo_3


麻雀牌の形をしたババロア。
色もきれいだし、結構美味しそう。
麻雀牌というとこが中華っぽくていいなぁ。


Photo_4


そしてこちらは、人参とネズミの形をしたお菓子。
どちらも餅米でできています。
中国ではネズミは多産の象徴で縁起がいいんですよね。どちらも可愛くて美味しそう。


Photo_5


そして、さすが台湾!!と感動したのが、これ。
毛筆セットです!

薄いクレープ生地に、チョコで字が書けるようになっていて、
後ろに積んである墨は黒ゴマのお菓子。
筆も食べれるようなんですが、何でできてるかは不明。

いや~、いいなぁ、洒落てるなぁ。
頼んでみたい衝動にかられたんですが、
さすがに食べれないのでやめておきました。

こういうところにも文化が見えて、面白かったです。

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April 15, 2014

ノスタルジックに九份散策

台湾旅行、2つめのハイライトは、九份(きゅうふん)です。

ここは、映画「千と千尋の神隠し」の舞台そっくりの
場所として有名な場所(宮崎駿監督はここが
モデルということを否定していますが)。

でもそれ以上に、映画「非情城市」のロケ地ということで、
相方が「絶対に行きたい」と言っていた場所でした。


台北から車で1時間弱。
結構山を登っていくので、すごく見晴らしがよかったです。


Photo_2


九份は雨が多いから傘を持っていった方がいいと
言われたのですが、この日は雲が出ていたものの、
雨は免れて、ラッキー。


Photo_3


車を降りて、メイン通りを歩いていきます。
狭い通りの両側に食べ物屋さんやお土産屋さんがひしめきあい、
人も多く色んな匂いが充満していました。
なんとなく、鎌倉の小町通りとか、祭りの縁日を思いだしました。


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結構焼きトウモロコシ屋さんがありました。
台湾でも焼きトウモロコシって一般的なのね。
食べなかったけど、味つけはちょっと違うのかな?


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これも結構あちこちで売ってたんですが、
中の赤いのは豚肉だそうです。ということは肉まん??

好奇心が刺激されたのですが、あまり見た目に
引かれなかったし、夕飯のためにお腹に余裕を
残しておきたかったのでパスしちゃいました。
今思うとちょっと残念。今度行ったら試してみよっと。


Photo_4


そしてお次はこれ、なんだと思います?
最初、春巻きかと思ったら、なんと、エリンギでした!!
こんな大きなエリンギ初めて見ました。

これを焼いて醤油のようなタレを塗ってくれるんですが、
これも肉まんもどきと同じ理由から写真撮るだけにしました。
キノコ好きとしては惹かれたんですけどね〜。


Photo_5


メイン通りを抜けると、下に降りる石段があります。
ここの通りもなかなか風情があって気持ちいい。

そしてこれをしばらく降りると……。


Photo_9


はい、こちらに到着。阿妹茶楼
堂々と日本語で「千と千尋の湯婆婆の家」というようなことを
書いた紙が貼られていました。監督は否定しているそうですが、
上記のリンク先では監督が来た時のことが書いてあります。


Photo_7


事実がどうであれ、やはりとても美しく情緒がある建物。
食事もできるみたいですが、そういう時間でもなかったのて
お茶セットをいただきました。

店内もとても雰囲気のあるステキな空間だったんですが、
見晴らしのいい屋上に案内されました。


10


ここからの景色もまたよかった!!


Photo


お茶のセット(1人300台湾ドル=約千円)を頼むと、
茶器とお菓子が運ばれてきました。
お店の人が、中国茶の淹れ方を日本語で説明しながら
実演してくれました。

1杯目はお湯で茶葉を洗って捨てて、香りだけ楽しむ。
日本人って「一番茶」が美味しいと思ってるから、
どうしても違和感でちゃいますね。


Photo_6


テーブルの横にコンロとお湯の入ったヤカンがあり、
後は好きなように足して飲むスタイル。
やっぱりお茶が美味しい!!

それにお菓子も甘すぎず美味しいんですよね。
台湾料理って、全体的に味があっさりしててくどくないと
思いましたが、甘い物もそうでした。上品な甘さ。


Photo_8


なんせツアーで来ているので、時間が限られていて
お茶屋さんも20分ちょっとしかいれませんでしたが、
かなり充実した九份訪問でした。

台北から高速バスでも来れるみたいですし、
台北に行ったらここもぜひ行ってみて下さい。
ただ、道も狭いしゴチャゴチャしてるし、観光客も多いから、
雨だったらかなり歩きにくいかも……。

April 14, 2014

絶景再訪 ~太魯閣(たろこ)国立公園

今回の台湾旅行のハイライトは、何と言っても太魯閣(たろこ)国立公園
この峡谷の絶景は、10数年前に訪れた時に
「絶対また来たい!!」と思ったほど。
なので、今回また来れて本当に嬉しかったです。

行く前は相方に、「太魯閣、絶対いいよ~、ここは行かなきゃ!」と
言っていたのですが、段々本当にそうだったか不安になってきた私。
なんせ、行ったの20年近く前。単に記憶の中で美化されてるだけじゃ
ないのか・・・?なんてことを思うようになったりして。

ところが、行ってみたら、やっぱりよかった!!
写真だと、迫力があまり伝わらないのですが、何枚か。


Photo


Photo_2


Photo_3


この日は曇り空でちょっともやっていたのですが、
それがまた水墨画のような情景を作りだし、いい雰囲気。

ツアーだったので、ホテルから車で要所要所を
まわってくれたので、とても楽に移動できました。
また、絶景ポイントでは降りてゆっくりできたので、
かなり充実していました。

ツアーの人数が9人ほどで、小型のバンで移動したから
それもまたよかったのかも。今、台湾って中国本土からの
観光客が多く、この時も大型の観光バスが何台も
来ていました。


Photo_4


これでも平日だから少ない方らしいんですが、
太魯閣に限らず、どこも中国人観光客でいっぱいでした。

私達のツアーでは、彼らが行かない奥の方まで
連れていってくれ、そこのカフェでティータイム。


Photo_5


すごく静かで、空気が澄んでて、めっちゃ気もちよかったです。
ここで飲んだのは、この地方独特の「花茶」。


Photo_6


乾燥させたバラの花びらとブルーベリーが入っていて、
ほのかに酸っぱくて美味しかったです。地元でとれた
はちみつを入れていただきます。

1セット(2人分)300台湾ドル(約1000円)と、
完全に観光客価格でしたが、美味しかったし
気持ちよかったから良しとしましょう。


相方も、「いや~、太魯閣はいいなぁ!ここは絶対来なきゃだ!」と
大満足してくれたのでよかった。

でも、今回日本で台湾行きのツアーを探した時、
太魯閣が入っているプランってあまりなかったんですよね。
日本ではやはりマイナーなのかなぁ。

ガイドさん曰く、結構落石も多く、台風の後とかは通行止めに
なることも多いので、几帳面な日本人向けにツアーを組むのは
難しいのかも?
でもここは本当に素晴らしいです。
台北から日帰りのツアーもあるようなので、
台湾に行くことを考えてる方はぜひ行ってみて下さい。

April 13, 2014

10数年ぶりのプライベート海外旅行で台湾へ

昨年度勤続30年の相方が会社からお休みと旅行券を
貰ったので、2人で4泊5日で台湾に行ってきました。

私は彼に常々、「私が海外出張行くのは
将来あなたと旅行に行くための下見だからね♪」
と言って出かけていたので、それが単なる
言い訳でないことを証明するべく、今まで行って
気に入った国からいくつか候補をあげてみました。

でも、もらえるお休みは1週間。
ヨーロッパなどに遠出すると、飛行機に乗っている
時間が長くなり、あまりゆっくりできない。

それならやっぱりアジアかな…と話し合った結果、
台湾か韓国に絞られました。どちらもとても好きな国
なんですが、韓国は2月に私が出張で行ったばかり
ということで、今回は台湾に決定。

で、台湾に何日もいるのなら、絶対に行きたいと思ったのが
太魯閣(たろこ)国立公園です。

ここは20年近く前に一度行ったんですが、
とにかくその峡谷が素晴らしく、
ぜひまた行きたいと思っていた場所。

でも行くならツアーにしないと厳しいだろうなぁと
思っていたら、JTBがこの太魯閣と、夫が行きたいと
言っていた九份(きゅうふん)という町と両方を
カバーするプランを出してたので、今回はそれにしました。


Photo


実は私、よくよく考えるとプライベートで海外旅行なんて
大学院以来。卒業後何度も外国行ってますが、すべて仕事。
旅行は国内ばかりでしたからねぇ。

しかも、気ままに過ごすのが好きなので、パック旅行は
極力避けておりました。でも今回は個人手配するのが
面倒な場所もカバーされてるし、たまにはいいかと思い
トライしてみることにしました。

そして行ってみたら、これがかなり充実したいい旅を
することができました。グループも小さめ目で
御一緒したご家族も皆さんいい方達だったので、よかった。

花蓮(かれん)までの航空券、帰りの特急券、出迎え、
見送り、食事、全部揃ってるのはほんと楽でしたね〜。
台北に到着し、花蓮行きの飛行機までの短い時間に
行天宮への観光も入っていてムダがない。

それに、ただその場を訪れるよりも、ガイドさんに色々
説明してもらいながら歩くとまた違った面白さがある。

ただ、やはり内容びっちりだったので、
最終日は自由行動にしておいて正解でした。
ツアーだけで帰ってたら充実感より疲れが勝ってたように
思いますが、1日好きなように過ごすことができたから、
ゆっくり吸収して、もっと台湾を近くに感じることができました。


Photo


写真は花連までの飛行機。久しぶりのプロペラ。
花蓮までは35分ほどなので、あっという間に着きました。

この日はレイクショアホテルに宿泊。
2011年にできたばかりの新しいホテルで、
大浴場とサウナもあるし、とても快適できた。

まだ夕方だったので、チェックインすると早々に散歩へ。


Photo_2


花連の街は台北と違い静かで穏やかで、
街を歩いていると、ああ旅行に来たんだなぁと
しみじみ実感してきました。


Photo_3


ということで、しばらくは台湾の旅にお付き合い下さいませ。

April 04, 2014

「世界のふくもの」お引越し

4月になり、色々と変化がおこる季節でもありますが、
私のブログも若干の修正をいたしました。

今まで、イラストレーターの上大岡トメさんを隊長とする
「ふくもの隊が行く!」のサイトで、「城田さちの世界のふくもの」
という別ブログを連載しておりましたが、昨年後半からかなり忙しくなり、
「さちのぐすく」の更新もままならないような状態。
「世界のふくもの」には全然手がまわっておりませんでした。

そこでこの春から、「世界のふくもの」を「さちのぐすく」に
合併させることにし、ブログのサブタイトルも
「日英通訳者・城田さちの異文化交流な日々& 世界のふくもの」と
させていただくことにしました。

「さちのぐすく」もすっかり旅ブログのようになっているので、
各地で出会った「ふくもの」をこの中でご紹介していければと思います。
過去に掲載した「世界のふくもの」の記事も
近日中にこちらに移動させる予定です。

「ふくもの隊」としては、私は参加しておりませんが
「開運!神社さんぽ2」の売れ行きも好調のようで
4/5~5/6まで下北沢のCafe ZINCで原画展もやっております
私も今後はもう少しそちらの活動にも関わっていきたいなぁ。

Photo

お引越し1枚目の「ふく」な写真は、京都の伏見稲荷神社。
ここ、一度行ってみたかったので、3月の京都出張の時に
時間作って行ってきました。
やはり幻想的で美しかった~・・・。


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