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August 31, 2014

老舗レンタルブックの悲しき閉店

ず~~っとお世話になっていた近所のレンタルブックが、
8月末を持って閉店となりました。

寡黙で実直そうなおじさんが1人でやってる、
40年ほどの歴史のあるお店で、「レンタルブック」より、
「貸本屋」という方がぴったりくる感じの場所。

このお店、マンガのセレクションが私達夫婦の好みにあっていて、
割とマイナーな物から昔の名作と、幅広く置いてあったんですね。
別の場所に倉庫もあるようで、リクエストするとそこから
持ってきてくれたりもしました。

私達がしょっちゅう行くもんだから、おじさんもこちらの好みを
覚えていてくれて、「こういうの読みます?」と紹介してくれたり、
「○○の最新刊入りましたよ」と声をかけてくれました。
それこそ本のソムリエのよう。

ここがあったおかげで、今の家に引っ越してきてから
かなり色んな本やマンガを読みました。

買うほどでもないけど、ちょっと読んでみようかな…
というのも簡単に手が出せたので、ここがあったからこそ
出会えた作品が数多くあり。
気まぐれに借りてみたらはまりまくった作品もありました。


閉店が明らかになってから、本の売り出しが始まりました。
こちらで借りて読んだ名作を列挙すれば長いリストが
できるのですが、いざ「買う」となると、かなり悩む。

あの作品もこの作品もとっても好きだけど、
買うほどではないかな…と躊躇するのが結構あり。
我が家のスペースは限られているので、
いくら安いからと言って無制限に買うわけにはいきません。

そう思うと、改めて自分の好きな作品、特別な作品というのが
わかってきます。
でも、買う気にはなれなくとも、気に入ってる作品はあるわけで、
それと縁が遠のくのは悲しい。そこのせめぎ合いが難しい。

そしてやはり、なんと言っても、あのおじさんの店が
無くなってしまうのは寂しい。

相方と比べると行く頻度は少なかったのですが、
なんか街の片隅に、「あのおじさんのいる店」が
存在していてくれることが嬉しかったんですよね。
そういう店が閉店してしまうのが、本当に残念……。

8月末で閉店の予定だったけど、在庫一掃セールのため
9月中頃までは開いているとのこと。

最後の日は、今までのお礼の気持ちに、
お花でも持っていこうかな…。

August 17, 2014

めっちゃよかった!!映画「Godzilla ゴジラ」

お盆休みは、映画「Godzilla ゴジラ」も見てきました。

これ、相方が1人で見に行ってえらく気にいったんですね。
もう一度見に行ってもいいって言うぐらいだし、
ことあるごとに私にも勧めてくる。

私はあまり興味なかったんですが、そこまで言うなら
一緒に見に行ってみるか……と、ある夜
仕事終わりの相方と合流して見てきました。

しかも、この前夜は「予習しよう」ということで、
家で「ガメラ 大怪獣空中決戦」をVHSビデオ(!)で
見ました(見せられました)からね。
念には念のいれようです。


そしたら……いや~~、ほんっとうによかった!!!!


なんというか、1シーン1シーンがすごくリアル。
今回初めて3D映画というのを見たのですが、
それだけじゃないと思います。すごく丁寧に作ってある。

だからこそ、津波のシーンや放射能・核廃棄物ネタは、
東北の人にはつらくて見れないんじゃないか…
とも思ったり。

それになんといっても、渡辺謙が出ていてよかった!!!
日系2世とかアメリカで生まれ育って、アメリカ文化が
染みこんだ日本人じゃなく、「日本」を核に持っている
渡辺謙が、英語を話してあの映画の中にいるのが
とてもいいと思ったんですね。

「ゴジラ」の発音も、「Godzilla」でなく、
ちゃんと「ゴジラ」と日本語のイントネーションで
言うのもよかったし。

ハリウッドとか外国映画だと、日本人の設定なのに
中国人や韓国人が演じていること多いのですが、
今回は全員ちゃんと日本人っぽかったのもよかった
(当たり前のことだと思うんですが…。まぁ、日本でも
イギリス人の役をアメリカ人にやらせたりしてるし)。

ただ、日本の描き方がやはり「アメリカ的」でしたね。
日本の家の中がすごい派手というか、
「アメリカ人が思う日本の家ってこうなんだろうなぁ」
という感じの内装。

それに、スクールバスに漢字で「国際学校」って
書いてあるから何かと思ったけど、インターナショナル
スクールのことみたいでした…。
英語で「International School」でいいのになぁ。

監督は日本の怪獣映画をとてもリスペクトしているそうで、
私は全然わからないのですが、相方に言わせると
細かいところまでこだわっていたとか。

最後、格闘シーンが長すぎというか、もっと短くても
いいんじゃないかと思いましたが、監督にとっては
1番力を入れたシーンだったのかな?

全体的にのめりこめたとてもいい映画でしたが、
色々と妙にリアルだったため、ラスト、
戦いが終わった後の街を見て、

「インフラが復旧するまでどれぐらいかかるんだろう」
「この瓦礫処理、どうするんだろうな~」

などと考えてしまいました。
知らず知らず、311や多発する自然災害が
自分の物の見方に影響していることを知り
ちょっと自分にも驚いたのでした。


でも、ゴジラまだの方、これは劇場で
3Dで見るのがおすすめですよ!ぜひ!

August 13, 2014

舞台「のるかそるか~SINK or SWIM!~」

ギタリストの押尾コータローさんが初めて舞台に出るというので、
小倉久寛ひとり立ち公演Vol.5「のるかそるか~SINK or SWIM!~」
を見てきました。

押尾さん見たさに舞台に行くなんて、すっかり
イラストレーターの上大岡トメさんの影響。

押尾さんの大ファンで、伝道師のように色んな人に
その魅力を伝えているトメさん。
私も一緒にライブに行き、すっかりその影響を受けました。

小倉久寛氏の舞台を見るのは初めてでしたが、
思いがけずいい席で、すごく堪能しました。

今回、未唯(mie)も出てたのが嬉しかったですね~。
「未唯」というよりは、「ピンクレディーのミーちゃん」という方が
やはり私には馴染みがある。ミーちゃんをこんなに
間近で見れる日が来ようとは……と、ちょっと感激。


舞台はのっけからダンスシーンで始まり、
そのレベルの高さにびっくり。それもそのはず、メイン出演者の
植木豪さんはブレイクダンスの世界大会の優勝者だそうです。

舞台全体はテンポよく進み、要所要所で押尾さんのギターや
未唯の歌もあり、かなり楽しく見応えのある舞台でした。

劇終了後、ステージ上ではまた植木さん率いるチームが
ダンスを披露したのですが、なんとその中に小倉さんもいる!!

小倉さん、ダンスとは縁遠そうな体型なのに(失礼)、
よくあんなに踊るなぁ…。そして、レベルの違う小倉さんが
加わってもおかしくないようにダンスを設定する植木さんもすごい。
小倉さんがかっこよく見えました。

最後に押尾さんも加わって踊ったのですが、
その姿をトメさんが見たらどんな顔するか……と想像しただけで
笑えました。今回、トメさんと来なくてよかったかも。
隣でトメさん見てたら、舞台よりもトメさんの反応ばかり
気になってたような。はは。

それにしても、押尾さんのギターは相変わらずすごかったです。
普通、ギター弾いてる人の手の動きを見たら、
聞いてる音と手がマッチするのですが、押尾さんの場合
1人で弾いてるとは思えないくらい音が複雑なので、
音と押尾さんの手の動きがバラバラに見える。
自分の目がどうかしたのかという気になるくらい。
押尾さんのギターは本当に不思議だ…。

あっという間に終わった、とても充実した2時間半でした。
これでチケット5500円は安いと思ったし、
タイミングが合えばまた見たいと思わせる内容だったなぁ
(残念ながら2回目を見に行くことはできませんでしたが…)。

いい舞台を見れて、かなり満足な夜でした。

August 09, 2014

波照間雑感

それでは最後に波照間の雑感をあれこれと。


Hateruma5


波照間はヤギが多かったですね。
島を自転車で走ってると、あちこちにヤギを見かけました。


Hateruma2


こちらは、ペンション最南端の前にある「パーラーブーブー」
飼ってるらしいヤギ。平気で人間の中に入ってきます。

沖縄はヤギ汁とかよく食べるので、
どこまでがペットでどこまで飼育しているのかはナゾ。

今回波照間行って印象的だったのは、若い観光客が多かったこと。
ここ最近、国内旅行すると平均年齢高いというか、
年配の人達の方が多いくらいだったのに、
波照間に来てる観光客は若者が多かったです。

波照間はリゾートないし、揺れるフェリーで60分かかるし、
年配の人達はあまり来ないのかしら?


Hateruma4


こちらは、初日のランチで行った「あやふふぁみ」で食べたかき氷。
粉末の波照間島産黒糖がかかっていて、美味しかった!!

最初は粉末がかかってることに違和感を覚えたのですが、
氷が溶けるにつれ砂糖も解けて、黒糖の奥深い味わいが
広がっていく、ほんと「大人のかき氷」って感じでした。

ヤギのいたパーラーブーブーでは、ソフトクリームに
黒糖シロップかけ放題だそうなので、
甘い物好きな人にはたまらないかも
(私はそれほどでもないので食べませんでしたが)。

相方曰く、昔来た時は島で食事できるところと言ったら
船着き場にある「海畑(イノー)」ぐらいだったのが、
今回来たら随分増えてるとか。

確かに「あやふふぁみ」にしても、ちょっとお洒落なお店が
いくつかあります。内地から移り住んでくる人も多いのかな。


今回、一応日焼けには気を使って、頻繁に日焼け止め
(カネボウのアリー)を塗っていたのですが、
これがびっくりするくらい強力で、波照間で日差しを
浴びてた割には日焼けしませんでした。

どれくらい焼けなかったかというと、腕時計をしていたのに、
その跡がついていない!!これはびっくり。

塗り忘れた足の甲は、サンダルのストラップの跡が
白くついていたのですが、腕は指輪や腕時計の跡が
一切ついていない。ひえ~~。
なんか、これだけ強いと、逆に怖くなるんだけど
大丈夫なのかなぁ??


Hateruma3


最後は、夕暮れ時の写真。
なんか、雲が巨人みたいだったんで、パチリ。
どこが巨人みたいかわかります?

ワタシ的には、太い右腕をまっすぐ伸ばし、
左腕は上に曲げ、右足も曲げて…と見えますが、
皆さんどうでしょう?

沖縄は雲がダイナミックで、見ていて「○○みた~い」と
想像力を働かせるのが楽しい。

波照間島、機会があればまた行きたいなぁ。

August 04, 2014

自転車で波照間散策~光と影

波照間島2日目。

朝食後、ニシ浜でまたひと泳ぎして海を満喫した後、
チェックアウト後は自転車を借りて「最南端の碑」をめざしました。

いや~、出発する時から嫌な予感はしてたんですけどね、
やっぱりめっちゃ暑かったです(笑)。

念入りに日焼け止めを塗っていきましたが、メイン通りには
日陰は全然なく、じりじりと陽に照らされながら自転車をこぐ。
しかも、波照間島って結構坂が多いんですよ。
なので、電気自転車を貸してるとこもあるのですが、
私達は宿で借りた普通の自転車だったので、ほんっと死にそうになりました。


Ha


途中、こんなに素敵な光景もあったのですが、
暑すぎてこれ以上わざわざ自転車降りて
写真撮ろうという気にはなれなかったです。

もう少しで日射病になるんじゃないかという時に、
やっと「最南端の碑」に到着。
日陰に入り、近くの星空観測所で相方が冷たい飲み物を
買ってきてくれ、やっと一息つきました。

倒れなくてよかった~~。ほんっと良い子はマネしないように!!


Photo_2


海の方に歩いていくと、これまた迫力。


Photo_3


火曜サスペンスの収録とかできそう。
でも、こんなとこ落ちちゃったら、体ずたずただろうなぁ。
これ見れたことで、ここまで自転車こいできた甲斐が
あったと思いました。


少しゆっくりした後、何か冷たい物飲もうということで、
集落の方に向かいました。


Photo_5


相方が私の後ろから撮った写真。
こんな感じでせっせとこぎましたよ。

集落に入ると、木が生い茂り木陰があちこちにでき、
いっきに気温が下がった感じ。
木陰ってこんなに涼しかったんだ~と再確認。

仲底商店で手作りアイスを食べて、かなりホッとしました。
写真は撮れませんでしたが、相方はマンゴー、私は泡波という
波照間特産の泡盛の入ったアイスにしました。
どちらも火照った体にしみじみ美味しかった~!!

仲底商店のすぐそばに波照間小中学校があるんですが、
せっかくだからちょっと寄って行こうと相方が言う。
何かと思ってついていくと、壁に書かれた歌詞を見せてくれました。


Photo_4


これは、1995年に全児童で作られた鎮魂歌だそうです。
第二次世界大戦末期、波照間島民はマラリヤの多かった
西表島に強制疎開され、多くの人が命を失いました。
その時の話はこちらに少し紹介されております。

そして全歌詞はこちら。


星になった子どもたち
作詞   波照間小学校全児童

1.南十字星 波照間恋しいと  星になった みたまたち
  ガタガタふるえた マラリヤで  一人二人と 星になる
  苦しいよ さむいよ お母さん  帰りたい 帰りたい 波照間へ

2.南風見の海岸に きざまれている  忘れな石という 言葉
  戦争がなければ こどもたち  楽しくみんな あそんでた
  さびしいよ いたいよ お父さん  帰りたい 帰りたい 波照間へ

3.みんなでたましいを なぐさめようよ  みんなでなかよく くらそうよ
  六十六名しらない世界へ  いってしまったこと 忘れない
  しずかに やすらかに ねてください  平和な 平和な 波照間に
  しずかに やすらかに ねてください  平和な 平和な 波照間に


沖縄を旅していると、第二次世界大戦の傷痕をまだあちこちで
目にします。光が強いほどに影も濃い沖縄。

日本を含め、国際情勢がすっきりしないこの時期に、
人間の強さと弱さ、平和の尊さなどを考えさせられ、
最後にとても気を引き締められた波照間散策でした。

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